2022年に人気が上がる食品及び飲料トップ10 1位〜5位
Specialty Fine Foodにて、2022年における英国での人気食品・飲料が紹介されました。英国、あるいはEUの流行りは米国の後を追う(日本やアジアはその後)ので、結果的に欧米での人気食品は回り回って日本にも来るので目が離せません。日本に馴染みがないものもありますが、面白いですよ。コメントを混ぜて簡単に紹介します。
1. Flexitarian Food
「reducetarianism(リデューセタリアニズム)」(動物性食品を減らそうとする動き)、「野菜好きでもたまには肉も食べたい人」の時代に。2020年1年間でベジタリアン食品の売上は156%、Vegan製品の売上は150%と急増。乳製品や肉の代替製品は成長市場。
同時に、フレキシタリアン食の裏返しとして、最高品質の肉、乳製品、卵も求められているそう。消費者が動物の健康や環境への配慮を意識するようになったため、量より質を重視するようになったことによるそうです。また食品のカーボンフットプリントを重要視していると回答してるとのこと。
2. Bigger, Better Breakfast
在宅勤務により、多くの人がゆっくりと朝食をとる時間が取れるようになりました。英国では朝食に卵を食べる回数が前年より68%、ベーコンの売上は21%、ペストリー(菓子パン)の売上は25%増加したとの調査結果があります。
3. Mushrooms キノコ類
マッシュルームは、新しいスーパーフードのカテゴリーではありませんが、その人気は上がってます。普通のマッシュルームの消費量が増えているだけでなく、マッシュルームパウダーが肉の代替品にパンチのある風味を加えたり、飲料に機能性加えたりするなど、意外な用途も生み出されているそう。
4. Bottled Cocktails 瓶詰めカクテル
プレミックスボトルカクテルは便利で費用対効果に優れ、味も良い。すぐに飲める缶入りや、大きめのボトル入りであれ、プレミックスボトルカクテルは食品と飲料における将来のトップトレンドのひとつになると予想しています。
5. Nostalgic Desserts ノスタルジックデザート
英国の消費者は懐かしのレシピに回帰しているという。若い世代でも伝統的なデザート、昔ながらのカフェも人気。
1. Flexitarian Food
「reducetarianism(リデューセタリアニズム)」(動物性食品を減らそうとする動き)、「野菜好きでもたまには肉も食べたい人」の時代に。2020年1年間でベジタリアン食品の売上は156%、Vegan製品の売上は150%と急増。乳製品や肉の代替製品は成長市場。
同時に、フレキシタリアン食の裏返しとして、最高品質の肉、乳製品、卵も求められているそう。消費者が動物の健康や環境への配慮を意識するようになったため、量より質を重視するようになったことによるそうです。また食品のカーボンフットプリントを重要視していると回答してるとのこと。
2. Bigger, Better Breakfast
在宅勤務により、多くの人がゆっくりと朝食をとる時間が取れるようになりました。英国では朝食に卵を食べる回数が前年より68%、ベーコンの売上は21%、ペストリー(菓子パン)の売上は25%増加したとの調査結果があります。
3. Mushrooms キノコ類
マッシュルームは、新しいスーパーフードのカテゴリーではありませんが、その人気は上がってます。普通のマッシュルームの消費量が増えているだけでなく、マッシュルームパウダーが肉の代替品にパンチのある風味を加えたり、飲料に機能性加えたりするなど、意外な用途も生み出されているそう。
4. Bottled Cocktails 瓶詰めカクテル
プレミックスボトルカクテルは便利で費用対効果に優れ、味も良い。すぐに飲める缶入りや、大きめのボトル入りであれ、プレミックスボトルカクテルは食品と飲料における将来のトップトレンドのひとつになると予想しています。
5. Nostalgic Desserts ノスタルジックデザート
英国の消費者は懐かしのレシピに回帰しているという。若い世代でも伝統的なデザート、昔ながらのカフェも人気。
2022年に人気が上がる食品及び飲料トップ10 6位〜10位
6. Japanese Flavor 日本の味
パンデミック発生後、イギリスでは外国にインスパイアされた料理が盛んになった。東京オリンピックの開催により特に日本風味に関心高まったことに加え旅行にいけないことから自宅でも食べたいことによる。Waitrose社では、自社ブランドのUmamiペーストの売上が2019年比で17%増加し、寿司の売上は54%増加。また、自分で寿司を作ってみたいという消費者も増え、寿司マットの売上は前年同期比57%増、海苔の売上は56%増となったとのこと。これは昨年も同様の動きがありましたが、実際にスーパーでの売上からも確信できる。
Wholefoodsの専門家は、日本、韓国、中国原産の柑橘類「ゆず」が、ビネグレット、ハードセルター、マヨネーズなど、さまざまな製品に使われるようになってきていることにも注目しているという。ゆずの人気はいまだに健在。
7. Levantine Foodsレバノン料理
消費者は、東地中海の広大な地域を構成するレバントの食べ物からもインスピレーションを受けているそう。レバノンというとゴーン氏を思い出してしまいますが、食事が美味しいところなのでしょうか。
8. CBD
CBD市場は、健康食品への需要の高まりと、CBDが主張する精神衛生と健康への効果のおかげで、近年爆発的な関心を集めています。CBDは日本ではまだ時間がかかりそうですね。
9. Potato Milk ポテトミルク
日本では馴染みはありませんが、ポテトミルクは、Veganミルクの代替品分野になる?クリーミーな風味に加え持続可能な信頼性が期待されています。オートミルクやアーモンドミルクのような代替ミルクが乳製品市場に浸透し続け、植物性ミルクの人気は高まっています。
10. Spicy Food
ガラムマサラやカルダモンなどの伝統的なスパイスから、コチュジャンなどの東南アジアの味、アメリカンスタイルのBBQ好きに至るまで、英国人は料理にポップな風味を加えることに興味があるようです。Waitroseのハーブとスパイスの売上は、2020年の好調を受け、今年41%増となっています。このカテゴリーで最も好調なのは、レバノン料理のトレンドに連動した中東のスパイスや、特製塩などが牽引しているようですが、日本のスパイスもいけるでしょう!
2021年は日本からの農林水産食品の輸出も1兆円を超え、まだまだ成長させていきたいですね!
パンデミック発生後、イギリスでは外国にインスパイアされた料理が盛んになった。東京オリンピックの開催により特に日本風味に関心高まったことに加え旅行にいけないことから自宅でも食べたいことによる。Waitrose社では、自社ブランドのUmamiペーストの売上が2019年比で17%増加し、寿司の売上は54%増加。また、自分で寿司を作ってみたいという消費者も増え、寿司マットの売上は前年同期比57%増、海苔の売上は56%増となったとのこと。これは昨年も同様の動きがありましたが、実際にスーパーでの売上からも確信できる。
Wholefoodsの専門家は、日本、韓国、中国原産の柑橘類「ゆず」が、ビネグレット、ハードセルター、マヨネーズなど、さまざまな製品に使われるようになってきていることにも注目しているという。ゆずの人気はいまだに健在。
7. Levantine Foodsレバノン料理
消費者は、東地中海の広大な地域を構成するレバントの食べ物からもインスピレーションを受けているそう。レバノンというとゴーン氏を思い出してしまいますが、食事が美味しいところなのでしょうか。
8. CBD
CBD市場は、健康食品への需要の高まりと、CBDが主張する精神衛生と健康への効果のおかげで、近年爆発的な関心を集めています。CBDは日本ではまだ時間がかかりそうですね。
9. Potato Milk ポテトミルク
日本では馴染みはありませんが、ポテトミルクは、Veganミルクの代替品分野になる?クリーミーな風味に加え持続可能な信頼性が期待されています。オートミルクやアーモンドミルクのような代替ミルクが乳製品市場に浸透し続け、植物性ミルクの人気は高まっています。
10. Spicy Food
ガラムマサラやカルダモンなどの伝統的なスパイスから、コチュジャンなどの東南アジアの味、アメリカンスタイルのBBQ好きに至るまで、英国人は料理にポップな風味を加えることに興味があるようです。Waitroseのハーブとスパイスの売上は、2020年の好調を受け、今年41%増となっています。このカテゴリーで最も好調なのは、レバノン料理のトレンドに連動した中東のスパイスや、特製塩などが牽引しているようですが、日本のスパイスもいけるでしょう!
2021年は日本からの農林水産食品の輸出も1兆円を超え、まだまだ成長させていきたいですね!