CASE 事例

食品衛生(HACCP・PCQI)資格取得・人材育成

FDAの査察対策

FDAの査察が入ることになった食品製造業A社様からのご依頼に応じ、査察対策および当日のサポートを行いました。

CASE STUDY 実際の事例

輸出を開始して数十年になる食品製造業A社は、米国FDAから査察を行う旨の通達を受けました。同社は、自社工場がFDAの求める基準を満たしているかどうか確信を持てませんでした。そこで当社に、工場の現状分析・査察対策・通訳のご依頼をされました。

SOLUTION 当社による解決

査察の前に数回A社の工場を訪問し、GAP分析を行いました。まず生産現場において「原料の保管方法」「掃除用具が届きにくい場所の清掃状況」をはじめ、FDA査察官の目につきそうなポイントを指摘し、改善を促進。また、文書類においては食品安全計画および手順書の見直し、新規則であるヒト向け予防コントロール(HACCP計画)を遵守しているかどうかの確認を実施し、加筆・修正いたしました。
査察当日は査察官と英語でコミュニケーションをとり、要求事項の意図をとらえ、適切な文書を提供。その結果、指摘事項がなかったため、当初2日間を予定していた査察は1日で完了しました。

POINT 気をつけたいポイント

  • FDA査察においては、査察前の準備として規則を熟知しておくことはもちろん、実際に現場に訪問して工場内の状況や書類の有無を確認することが成否を分けます。
  • 当日は査察官の意図を理解し、適切なコミュニケーションをとることで、円滑に査察を終えることができます。

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